『戦争』―この巨大な戦いが意味する物は何か?
そして人は、その極限状態の中で何を求めるのか?



本作品の戦争、それは『種』の存亡を賭けた戦い。この地上に『生きる』、『生き残る』という本能的な『生』への渇望です。
主人公、祐司も『生』への渇望から未来に希望を託して眠りにつきます。しかし、その希望は無惨に打ち砕かれ、ただ一人、戦争の真っ直中に放り込まれ、『絶望』をそして『死』への恐怖を知ります。しかし、それは戦争という極限状態の中では些細な事でしかありません。なぜなら、その極限状態で渇望されるのは『生きる』事。
しかし、それは祐司が渇望した『生』とは微妙に違うものです。極限状態での『生』は本能的な『種』としての『生』だからです。





その『生』への価値観の相違、極限状態での人間のあり方、本当の意味での『生』。
それらを人との繋がりの中で成長していく一人の少年の目を通して描いていきます。